○銃器犯罪根絶に関する決議
この社会を銃器犯罪から守り、安全というかけがえのない公共の財産を保つことは、国民の切なる願いである。
これまで、我が国では、銃器に対し厳しい態度をとってきたことが、社会の安全のための大きな支えとなってきたのである。
しかし、最近、けん銃など違法な銃器が社会に拡散しており、けん銃発砲による被害が市民に及ぶなど、私たちの暮らしが銃器によって脅かされている。
けん銃は、人に危害を加えるための道具に過ぎず、平穏な市民生活を確保するためには断じてその所持を許すことはできない。
銃器犯罪根絶のためには、市民が一丸となってけん銃等、銃器の不法所持を許さないという強固な決意を社会全般に広く浸透させる努力が何よりも必要である。
よって本市議会は、関係機関との連携を強め、さらに市民の一層の理解と協力のもと銃器犯罪を根絶し、安心して生活できる社会の実現を期するものである。
以上、決議する。
平成9年6月27日
柏原市議会